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更年期なんでも相談室

Q4更年期障害にサプリメントは効くのでしょうか?

Q.

HRT(ホルモン補充療法)とイソフラボンの関係について教えて下さい
HRT(ホルモン補充療法)は乳がんなどの危険があると言われているから、イソフラボンのサプリメントを多めに飲んだほうが体には害がないと人に言われましたが・・・。

A.

今までの食生活に関する調査ではイソフラボンを摂取すると、骨粗鬆症、心臓病、そして乳がんの発症が押さえられたりするという報告があり、ここ数年話題になっています。

しかし、一方では、2005年9月の朝日新聞の「取り過ぎはは体に悪影響のおそれ、揺らぐ大豆イソフラボン」と題する、報道にもありましたように、食品安全委員会の専門調査会の報告では、妊婦、乳幼児、小児などへの摂取に対し、「取り過ぎは必ずしも安全とは言えない」との報告もされています。

イソフラボンは植物エストロゲンと位置づけられ、骨粗鬆症や心臓病にも有効であるとの、食生活に関する調査報告はされていますが、実際には、最も信頼性の高い臨床試験(無作為・2重盲検法)で、長期な有効性と安全性は確認されていません。ですから、「サプリメントだから安全で、多めにとればいい」とは考えないようにしてください。


Q.

HRT(ホルモン補充療法)には乳がんなどの危険があるが言われていますが、イソフラボンなら乳がんにはなりませんか?

A.

イソフラボンを摂取すると乳がんの発症が押さえられたりするという報告がありますが、最も信頼性の高い臨床試験(無作為・2重盲検法)でその有効性が確認されているわけではありません。


Q.

更年期は誰もが体験することなので、薬に頼らずに自然なままでいきたいと思います。更年期の症状がでれば、「ザクロのジュース」や「イソフラボン」などの自然食品や健康食品(サプリメント)で乗り切りたいと思いますが、効果はどのくらいあるのでしょうか?

A.

大豆イソフラボンは、女性の卵巣から出ている女性ホルモン(エストロゲン)と似たような作用があり、「植物エストロゲン」といわれています。その強さは、卵巣から出ているエストロゲンの1000〜1万分の1と、非常に弱いと言われていますが、食生活に関する調査ではイソフラボンを多めに摂取すると、骨粗鬆症や心臓病などの危険性を下げると言う報告がされています。

また、更年期によるのぼせ、ほてり、発汗等の自律神経失調症状や、イライラ、うつ状態などの精神神経症状に対しても、効果があるとして期待されていますが、信頼性の高い臨床試験などで実証されてものではありません。効果が現われない場合には、サプリメントで我慢せず、効果が確実であるホルモン補充療法も視野に入れて考えてみて下さい。

サプリメントだから、より自然に近く、安全な方法であるとは必ずしもいえませんので、十分ご注意下さい。実際、ポリフェノールのリコピンやルテインなどは吐き気や便秘が出る場合があると報告されています。


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